2025年12月03日

2025年12月議会一般質問⑨〜寺脇直子議員

大阪維新の会から無所属に所属が変わった寺脇直子議員の一般質問です。なお、午後に予定されている西美江議員(大阪維新の会)、林和利議員(公明党)の今井絢のブログ掲載は、当ブログ管理者の事情で即日アップができず、数日程度遅れることになります。ご容赦の程、お願いします。

寺脇直子議員

(1)50年後を見据えた人口減少と交付税措置の減少リスクを踏まえた財政運営について

寺脇)50年後を見据えると、地方交付税措置が縮小する可能性が懸念される。地方財政を取り巻く情勢がますます厳しくなると思われる。これに備えて本町でも検討する必要がある。本町の人口減少などが財政運営にどのような影響があると考えているか?
総務部長)R5の人口推計では、R32には7516人にまで人口減少するとされる。まちづくり総合計画では、R13の人口を15000人として、この人口を維持していきたいとしている。地方交付税と臨時財政対策債を合算した額は、R6決算で、国や地方交付税の財源不足による削減が十分考えられる。新たな行財政推進計画を本年7月に策定し、基金に頼らない財政運営を進めていきたい。R6決算では、本町の標準的な経常一般財源の収入は51億1千万円と算定され、能勢町は人口9000人で38億1700万円なので、人口減少で財政規模は縮小していくと思われる。地方交付税も当然減っていく。人口規模に応じた財政規模に改めていく必要があると考える。

寺脇)人口減少や高齢化率に対応した対策を推進する必要がある。中長期の財政シミュレーションをしている自治体が増えている。町として中長期の財政シミュレーションを作成し、公表する考えはあるか?
総務部長)R4から大阪府と中長期の財政シミュレーションを作成している。15年間分の歳入・歳出を推計している。大阪府のHPで見ることができ、本町のHPからもリンクを貼っている。R6作成のシミュレーションでは、税収減や社会保障費の増などにより、厳しい推計結果になっている。R14には財政調整基金がほぼ枯渇し、3億7千万円の赤字となる。50年間の中長期の財政シミュレーションについては、今後の人口推計や経済成長率、地方高税を含む国の施策動向が不透明であることなどから、大阪府と共同で作成している財政シミュレーションを注視ながら、現在進めている施策で行財政改革を進めながら、持続可能な財政運営に努めていきたい。

寺脇)公表することで、本町の財政状況を知ってもらえる。町長も50年後を見据えた公共施設再編とも言っているので、50年間のシミュレーションが必要ではないか?
総務部長)15年間のシミュレーションでは、計画で明らかになっている大きな事業を反映した上での推計になっている。

寺脇)公共施設の維持管理が財政を圧迫することが考えられるが、維持管理費の抑制をどうしていくのか?
総務部長)今のままの公共施設を維持するのは適切ではなく、人口や財政規模に見合った公共施設規模の適正化などが必要。管理運営方法の再検討をしながら、維持可能な規模にしていくことが必要。
寺脇)公共施設の再編、学校の統廃合を進めているが、その財政効果がどれくらいかを含めて、維持管理費の見える化も含めて、取り組んでほしい。

(2)高齢化に伴う公共施設のバリアフリー化について

寺脇)公共施設の利用者の多くが高齢者であるのに、バリアフリー化が遅れている。不便さを訴える声が増えている。安心して利用してもらうために、公共施設のバリアフリー化が急務。スポーツ広場のバリアフリー化の取り組みは?
こども未来部長)スポーツ広場はスポーツや地域の集い、グランド開放などで使われている。手すりの設置については、敷地内に自治会館があるので、自治会会とも協議していきたい。

寺脇)スポーツ振興くじ助成金などの助成金制度をどのように活用していくのか?
こども未来事業)スポーツ振興くじ助成金には様々なメニューがある。その中のスポーツ施設整備事業は、1000万円以上の規模、一度助成を受けると3年間は同一事業では申請できないなどの条件がある。本町でも有効な活用を考えていく。

寺脇)スポーツ広場の坂道が急で、雨天時には危ない。手すり設置の見通しは?
こども未来事業)利用者の状況、必要性含めて、自治会の方がと協議していきたい。
寺脇)手すり設置は、バリアフリー化の中でも低コストで効果が大きい。事故が起きる前にやってほしい。

(3)交通空白地帯の解消と箕面森町地区センターへのバスの運行について

寺脇)公共交通の減便によってどの程度の不便が生じていると認識しているか?
総務部長)阪急バスの減便後の乗客数は、箕面萱野方面で17%、池田方面で22%の減少。1便あたりの乗客数は増えている。デマンドタクシーの利用者はバス路線廃止となった地域を中心に増えている、東西のデマンドタクシーの利用者数は変化がない。

寺脇)減便と乗客数減少の負のスパイラルにならないか心配。今後、運転免許返納者増が予測される。東地区の住民からは、箕面森町まで行けるようにしてほしいとの声をよく聞く。地区センターまでの乗り入れについて、取り組みはどうか?
総務部長)箕面森町までの需要は高まっているが、バスの運行は難しい。デマンドタクシーの運行が適当と考える。町の運行する東西デマンドタクシーを増便すると、代替交通手段が確保されていると判断されて、路線バスの減便・廃止につながる恐れがある。

寺脇)交通空白地帯や交通空白時間に対する対策が必要。長野県松本市では、行政主導で公設民営方式での交通体系の再構築を進めている。路線バスを民間事業者だけで維持する音が困難になっていく中、公設民営方式を取り入れてはどうか? 交通空白地帯や交通空白時間に対する対策は?
総務部長)バス路線は他市にまたがっているので、公設民営方式は難しい。今ある路線バスの利用をしていただく施策に取り組む。

寺脇)広域的な交通連携の取り組みは?
総務部長)箕面市との連携は必要だが、箕面市にとってメリットが感じられないので、その点も課題となってくる。
posted by terama at 12:42| Comment(0) | 2025年12月議会一般質問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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